コサックのルーツをたどる旅

ツアーの内容

自由の民、冒険家、傭兵、盗賊などと称されるコサックのルーツは東ヨーロッパです。コサックは、15世紀から16世紀にかけてドニエストル川の下流域を中心に活躍し始めました。

このツアーでは、ウクライナのコサックゆかりの地をたずねます。

旅は、スラヴの伝統の源、“キエフ・ルーシ”の首都として名高いキーウから始まります。1500年もの歴史を重ねてきたキーウ。キーウは、歴史の趣に現代的なセンスが華をそえている魅力あふれる古都です。

キーウでは、ペチェールシク大修道院、聖ソフィア大聖堂、聖ミハイルの黄金ドーム修道院、聖アンドリーイ教会、アンドレイ坂、フレシチャーティク通り、独立広場(マイダン・ネザレージュノスチ)といった有名な観光スポットのほか、シェフチェンコ記念国立オペラ・バレエ劇場やピロゴボ民俗建築生活博物園、ミクロミニアチュール博物館もたずねます。

この旅ではほかに、ポルタバ、ザポリージャ、ドニプロ、チェルカースィ、チヒリン、スボティフにも足をのばします。

ヴァカンチュール主催の団体旅行について:

・ご宿泊施設は、利便性、設備、接客、内装の面で、高い評価を受けている三つ星から五つ星までのホテルの中からお選び頂けます。

・レストランは、洗練された内装、上質のサービスで世界の美食家に愛される名店をお選びいたしました。現代人の口に合うようアレンジしたウクライナの伝統料理をお楽しみ頂けます。

・移動は、最新設備を装備したバスでの快適な旅をお約束いたします。弊社がご用意するバスは全て、国際的な安全基準をクリアしており、高い専門知識と運転技術を備えた運転手を厳選しております。

・夜はオプショナルツアーをお楽しみください。

ツアーの詳細:

キーウ(キエフ) - ポルタバ - ザポリージャ- ドニプロ - チェルカースィ - チヒリン - スボティフ - キーウ(キエフ)

7泊8日


ツアーの詳細 (7泊/8日)

  • 1

    キーウ(キエフ)

    キーウ(キエフ)・ボルィースピリ国際空港ご到着。

    弊社スタッフがお出迎えし、ホテルへご案内。

    チェックイン後、レストランで昼食

    キーウ市内観光。

    観光箇所:モヒーラ・アカデミー国立大学、黄金の門、聖ミハイルの黄金ドーム修道院、聖ソフィア大聖堂

    レストランで夕食

    夜は、シェフチェンコ記念国立オペラ・バレエ劇場での観劇をお楽しみください(休演日を除く)。

  • 2

    キーウ(キエフ)

    朝食

    ペチェールシク大修道院へ。1000年の歴史を誇る大修道院(ユネスコ世界遺産)。正教会の歴史と文化を語る上で避けては通れない場所です。

    敷地内のウクライナ歴史文化財博物館、ミクロミニアチュール博物館も見学します。

    ウクライナ料理専門店Pervakで昼食。お一人50グラムのゴリルカ(ウクライナウォッカ)がついています。
    ※グラム単位でゴリルカが出て来るのは旧ソ連時代の名残です。

    昼食後、アンドレイ坂へ。
    キーウ最古の歴史地区にあるアンドレイ坂は、絵や彫刻、工芸品などたくさんの品々が露店で売られている活気に満ちたエリアです。

    アンドレイ坂の散策の後は、坂の頂上にそびえる聖アンドリーイ教会へ。
    聖アンドリーイ教会は、18世紀後半にバルトロメオ・ラストレッリにより建造されました。18世紀ウクライナバロック建築の傑作です。教会内部のイコノスタシスをはじめとする繊細な装飾は、息を飲むほどの美しさです。

    ドニエプル川遊覧クルーズ。
    ※船上ディナープランもございます。

    ホテルへ。

  • 3

    キーウ(キエフ) - ポルタバ

    朝食

    専用車にてポルタバへ。

    ポルタバは、ウクライナ人の「心のふるさと」と謳われてます。ウクライナ文学の発祥の地として有名な小都市です。

    観光の合間に昼食

    ホホレヴォ村へ。
    国立ニコライ・ゴーゴリ博物館の見学と村の散策。

    ウクライナ陶器産業の中心地、オピシュニャ村の見学

    ホテルへ。

    ポルタバ市内観光:
    観光箇所:プレオブランジェンスカ教会、ウスペンスカ教会、イヴァン・コトリャレーウシキーの家博物館

    レストランで夕食

  • 4

    ポルタバ - ザポリージャ

    朝食

    朝食後、ザポリージャ・コサック発祥の地、ザポリージャへ(約300km)。
    二日間、誇り高きコサックの世界にどっぷりと浸かります。

    ザポリージャ到着後、ホテルへ。

    昼食

    ザポリージャ市内観光。
    ザポリージャ・コサックの発祥地ザポリージャは、ドニエストル川沿いに栄えた街です。

    ザポリージャは、ウクライナの草原地帯をオスマン帝国軍から守るために、12世紀にコサックにより創建されました。
    ピョートル大帝とエカテリーナ二世時代に街の大部分が破壊されましたが、コサック歴史博物館が在りし日のコサックの栄光の歴史を今に語り伝えています。

    ドニエプル川中州のホールツィツャ島まで遊覧クルーズ。1533年にウクライナコサックの本拠地「ザポロージャのシーチ」が築かれたのがこの島です。

    夜は、コサック騎馬ショーへご案内。

    夕食は、コサックの伝統料理をどうぞ。

    夕食後、ホテルへ。

  • 5

    ザポロージャ - ドニプロ

    朝食

    朝食後、ホテル出発。

    ホールツィツャ島のコサック歴史博物館とクルガン(古墳)の見学。

    レストランで昼食

    昼食後、ドニプロへ。 
    ドニプロは、1787年にグリゴリー・ポチョムキンにより創建された都市です。19世紀後半に、鉄鉱石産地のクリヴィー・リフとドネツ炭田を結ぶ鉄道が開通すると、工業が急速に発展し、ウクライナ屈指の工業都市に成長しました。

    旧ソ連時代、ドニプロ(当時の市名はドニエプロペトロフスク)は、航空宇宙産業等の軍需産業の拠点となり、長い間、市への外国人の出入りは禁じられていました。冷戦時代のソ連が配備していた中距離弾道ミサイルSS20が開発・生産されたのも、このドニプロです。現在、市内には旧ソ連時代の遺構は残っていませんが、ドニプロ・ペトロウシク歴史博物館に旧ソ連時代のドニプロを知る資料が保存・展示されています。

    レストランで夕食

  • 6

    ドニプロ - チェルカースィ

    朝食

    朝食後、チェルカースィへ。
    途中、チヒリンとスボティフに立ち寄り、チヒリンではヘーチマン(コサック集団の最高指導者)の館、スボティフでは「フメリニツキーの乱」の指導者として知られる英雄、ボフダン・フメルニツキーの墓を見学。

    フォークショー『コサック・ママーイ』を鑑賞しながら、ウクライナ伝統料理のご昼食をどうぞ。
    ・メニュー:クリシュ(スープ)、ソーセージの燻製、魚、ホルブツィ(肉と米を詰めたロールキャベツ)
    ・ショーでは、コサックダンス、コサック民謡、コサック伝承の遊びなどが披露されます。ショーの終わりには、コサック入隊の儀式が行われ、皆様に名誉証明書が授与されます。

    チェルカースィ到着後、ホテルへ。

    レストランで夕食

  • 7

    チェルカースィ - キーウ(キエフ)

    朝食

    チェルカースィ市内観光。
    13世紀に創建されたチェルカースィの街には、その長い歴史を物語る史跡が数多く存在します。

    観光後、キーウへ。

    途中、ペレヤスラウ・フメリニツキーに立ち寄り、歴史民俗博物館(野外博物館)を見学。

    ペレヤスラウ・フメリニツキーで昼食

    キーウ到着後、ホテルへ。

    レストランで夕食

  • 8

    キーウ(キエフ)

    朝食

    フリータイム

    ボルィースピリ国際空港へ。
    弊社スタッフが出国手続きをお手伝いいたします。

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